あの日は雨で
満開だった桜も散った
神様はやっぱり居ないんだなぁと
思ったさ 初めての絶望
「桜を見ると思い出すんだよ」
10年なんてあっという間
踏みしめる度 きっと
全ては
想定外に進んでしまう
怖かったんだ
“真理はひとつしかないもの”
“溝は埋められていくんだ”
“わたしにしか出来ない事があるみたい”
神様は何時だって見守っていた
気付いたさ 満ち足りてる希望
「咲いては散ってまた花が咲いてく」
一日は幾度も繰り返され
あれははじまりだったと知ったけれど
盲目の間に
いつもはじまりも終わりも迎えてる
踏みしめる足 強く