鈍行列車でも2時間かからず行けるのに、初!
「殊にわたくしどものやうに、自分の望みといふものがないものには、せめて、行先のあてでもなければ、その日その日が真っ暗でございます。」-顔/岸田國士
熱海を歩きながら頭をよぎった台詞。今大輪塾で読んでいる本なのでありますが。
そうかぁ。そうかもね。そうだよねぇ。
わたしには昔から夢ややりたいことが絶えずあったけど それでも霧の中に居るような 絶望的で死にたくなるようなこと、時期 だってこの短い人生の最中 ガッツリ盛り沢山に体験してるし
もしも望みだとか目先の楽しみだとか そういった類のものがなければ尚更 席を譲ろうだとか人に優しくしようだとか なかなか思えないかもしれないねぇ。八つ当たりしたくもなるかもしれないねぇ。
どの人も明日はわからないからね
常時うまくやれるわけじゃないし 人として生きる以上いろいろなことが起きるからね。自分の中の悪を見ることもある。ぜんぶひっくるめて自分との戦いの毎日。
ただ 自分の場合は、
金持ちじゃなくとも 何かしら問題抱えていても
生きるための仕事があって 毎日ちゃんと食べて 夢追えて こうして鈍行電車でもたまに行きたい場所に行けて 大切な人たちがたくさん居て
それは世界全体から見たらものすごく恵まれてて、だから誰かの役に立ちたいだとか もっとあれがしてみたいだとか思ったときに 割と難無く実行出来る状況にあるんだよね。
それは本当に感謝なことであり、様々にわいてくる意欲は 身勝手な欲との分別もしっかりした上で それこそ果たすべき責任でもあると思う。汗水垂らして一所懸命実現させるべきだと思う。
10代はずっと藁にでもすがるような思いで生きてたからか
時にラッキーがあったり安定した幸せを感じ始めると 自分がそんな大それたものを受け取っちゃいけないような よくわからない罪責感を感じることが多々あったんだけど
そこを素直に受け取ってよろこぶことによって分け与えられるんだなとはっきりわかるようになってからは大きく両手広げて抱き締められるようになった。
未熟な今は死ぬほど恥ずかしいことだらけだけど、だから自分には無理だなんてことは思わない。必要は、ただやり続けること。
美しくないノイズは邪魔しようとする。どんな手を使ってでも成功する気持ちが大事?わたしはどんなビッグチャンスが来たって汚い手は使いたくない。
プライドは捨てても 信念を捨ててしまったらそこが本当の終わりだと思ってる。人を愉しませたい気持ち、愛!それがあるからやるし、それがあればやっていける。
美しい空の下 いつも心に在ることを改めて文章にしたくなり長くなってしまいました。