2015年5月12日火曜日

Highland Cathedral

真夜中、エディンバラで購入したHighland Cathedralに浸る。
たった3ヶ月の留学期間がきっといつまでも色濃く残り続けるんだなぁ。

マルタもしくはアメリカに留学したいと思っていたところ
ヨーロッパを強く薦められ
「基督文化が根強いところ・日本人が少ないところ・自然いっぱいなところで勉強したい」の意に
これまた仲介者の薦め先
スコットランドはエディンバラ!

数枚の写真と地図を見
すぐに気に入り、決定。
偶然なんてものはないのだということ続きの日々だった。

限り無い空に佇むエディンバラ城では 胸が張り裂けそうに苦しくなった。
バグパイプ奏でる伝統音楽の切ないワケを知った。
その夜は不思議な体験をし この地の重みを受け取り祈った。

パリの脚本家で女優のFlorenceとは拙い英語 しかし一瞬で打ち解けた。
彼女とはきっと、いや絶対今世で一緒に芝居をするのだ。

別の地でもわたしは「Funny!」「crazy!」「オッチョコチョイ!」と言われ

SUは恋人が居るに関わらず「他の人とキスしちゃった★」等とまるで悪気無い奔放人(よくないぜ?
でも「YURI~~!」と笑顔で飛んでくるサマは憎めなくて

Quentinは入学日が一緒の同級生で2ヶ月間はいつも一緒に居て
言葉から暮らしに沢山世話をやいてもらい

俳優でもあり詩人である先生Jemimaとはマンツーマンレッスンで一緒に詩を作ったり
神様は居るのか 何の為に生きているのか等という類いの話から
恋愛・政治的な話し迄 幅広いテーマについて語り合い

クラスで信仰がテーマになり基本曖昧な宗教観・信仰である日本の話しをしたら
他全員が目をまんまるにしていたのが印象的だった。

ホームステイ先ではうまくいかず
最終的にはシェアハウスへと移った。
贅沢は出来ずコーンフレークに紅茶が鉄則で

わたしのクラスにはサウジアラビア人が多くそしてとても気が合った。
彼らはいつも手作り菓子を持って来ては休み時間にティーパーティを開いてくれた
アラビックコーヒーの美味しさに感嘆していたら粉をプレゼントしてくれ
最終日には家に招かれ盛大なパーティを開いてくれた。
スカーフを取った彼女らの素顔はあまりに美しかった。

毎週日曜日は大きな礼拝堂に出掛け、そこで知り合ったERは元ハリウッド俳優で
彼はいつもわたしを気にかけてくれ留学後の旅行をサポートまでしてくれ更にいろんな人にわたしを紹介してくれた。

よくみんなでスコティッシュダンスパーティへと足を運んだ。
生演奏の社交ダンス、上手く踊れなくとも愉快で

憂鬱で仕方ない帰り道Hollylord Parkに人生最大の虹を見た。
あまりにあまりに大きくて唖然としてしまい
思わず「Thank you God!」と言ったも束の間それはすぐに見えなくなった。

これはごくごく、一部分の話し。あの3ヶ月間 英語はまだまだだけど
それ以上に日々の生活が
本当に本当に濃密で 
ただただ楽しく輝いて見えるような中 深い孤独を感じたし 沢山泣いたし
その中で幾度となく手を差し伸べられた。

住み慣れた国を出ると
大きな采配の中に”生かされている”ことを肌身で感じる。


受講してたイノベーションスクールの広告に〜!@ウィーン

 昨年ウィーンで実際に受講していたイノベーションスクールの広告モデルをしました。 ドライブ中あちこちに見かける・・・笑 パンフレットとウェブサイト上にもちゃっかりと。